昨年のPGAティーチングプロシニア選手権覇者の資格で出場する橋口浩一(54)が「予選突破」を目指す。3年連続の出場で、過去2回はQTから権利を得たが、今回は「シニアティーチングプロ日本一」の肩書がついた。
12歳でゴルフを始め、19歳で南山CCに研修生として入ってプロを目指した。レギュラーツアー出場を目指してQTに挑戦したが、30歳の時にティーチングプロとなったが、ツアーという舞台にずっと目標を持ってきた。一番嫌いなクラブというドライバー飛距離は「キャリー270ヤードで290ヤードぐらい」といい、一番好きなのはパター。「このコースのグリーンは速いので好きです」という。
愛知県長久手市の練習場、極楽ジャンボリーゴルフ倶楽部で週3回のレッスンをしている。「(生徒は)年配の方が多いので、その人に合った体に負担の少ないスイングを教えるようにしています」というだけに、本人も「ゴルフでけがをしたことがないんです」と笑う。
練習ラウンドでは伊藤、山本に「フェアウェイさえとらえたら何とかなるよ。最後(4日間)までやり通せよ」と言われた。予選ラウンド2日間の目標スコアはイーブンパー。「予選を通過して、そこからまた頑張りたい」と話した。