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シニアツアー

<2R>4打差4位深堀圭一郎が優勝圏内キープ

2020年10月09日
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 第2ラウンドの10月9日、52歳の誕生日を迎えた深堀圭一郎が、2つスコアを伸ばして通算4アンダーとし、優勝圏内をキープした。

 52歳という年齢をどう感じているのだろうか?「うーん、どうなんでしょう」といったん言葉を切り「シニアに来て先輩たちからは『55歳までは体が動く』と言われていて、それまでにシニアツアーでやった、というものができれば。最近は先輩たちに、健康法を聞いているんです。これから僕も行くわけだし、みんな結構いろいろやっているんで」。しっかりと「将来像」も描いている。

 この日はインスタートの前半は「ひどい内容、散々なゴルフをしました」という。ショットがピンと反対方向に飛び出すこともあり、15番で29ヤードの第1パット、17番では30ヤードの第1パットを4メートルほどショートして何とかパーでしのいだ。16番では1メートルのバーディーパットを外した。チャンスありピンチありのインはすべてパー。それでも「パッティングの打ち方は悩みなく打ち続けられた」のがアウトに折り返した後半につながる。

 

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 3番で第1打を1メートルにつけ、4番では左のラフに打ち込んだが、4メートルにつけて連続バーディーを決める。5番で落としたが、7番では手前バンカーから21ヤードを直接入れるバーディーと、内容には納得いかないが、「ボギー1つだけでこらえることができた。スコアは悪くない(70)。ゴルフ全体の流れをつかみたい。そうすればいいスコアが出そうだとは思っている」と話した。

 「実は低気圧が来ているときは体の動きが悪いんです。体が緩んでしまって」とラウンド中にストレッチをするシーンもあった。今大会で接近しているのは低気圧より気圧が低い台風だけに、風雨とは違った意味で深堀の心配事になりそうだ。

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