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シニアツアー

<FR>2位タイ塚田!不運な展開で逆転負けもショットには自信

2021年10月10日
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 3打差首位でスタートした塚田好宣(52)が、不運な展開で立山に逆転負けした。

 「今日はライの悪いところに行って、ついていないなと思いました。そこへ打ったのがミスなんですけど」と振り返る。1番ホール第1打でいい当たりがフェアウェイを突き抜けて深いラフに入ったのが始まり。3番では第1打をバンカーに入れたが、アゴ近くに入ったため、第2打でギリギリを狙ったがアゴに触って飛ばず、ボギーにした。3連続バーディーの立山にこのホールで逆転された。

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 「前半バーディーを2つ、3つとれていたらよかったんでしょうけど」と振り返るが、ティーショットがフェアウェイから1,2ヤードのラフに入るティーショットが続いてチャンスをつくれなかった。初めてフェアウェイに行った7番で2メートルにつけたが入らず。勢いに乗る立山を捕まえることは出来なかった。

 単独2位を狙った最終18番パー5も第2打がグリーン奥のラフのへりについてしまい「何でこんなところにと。こういう日だったんですかね」と難しいアプローチショットになり、6メートルほどにしか寄らず、バーディーフィニッシュにならなかった。

  

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「後半離されてしまって、(立山に)ミスがあれば何かできたかもしれませんが、完ぺきなゴルフでした」と、66で回った立山に脱帽。「これもゴルフなんで」と、悔しさを押し殺して言葉を絞り出した。

 今回の逆転負けは今後にどう生かしていくか。「負けましたが、ショットは自信持っていけましたんで、このまま継続していけたら」。公式戦でのシニア初優勝という大魚は逃したが、優勝間近という雰囲気は出ている。