第1ラウンド首位のシニアルーキー宮本勝昌(50)がスコアを1つ落として通算3アンダーで3位に後退した。
「雨も風も想定内だったんですけど、ゴルフがうまくいかなかった。ほとんどフェアウエーに行かなかったんで大変でした」と振り返った。インスタートでボギー発進したが12番パー5で取り返した。13番では左のがけ下の林に打ち込んだ。うまくグリーン手前まで打ち出してパーを拾ったのが大きかった。18番で1.5メートルにつけてバーディーを奪い、一時は5アンダーとした。
しかし、風雨が強くなってきたアウトに折り返して苦しんだ。「ラフに入れると、水を含んで重くなっているし、フライヤーも出ないような状態」で5番ホールではバンカーに入れて寄らずボギー。8番では3パットした。「自分の調子が悪いというか、ショットがまっすぐ行ってくれなかったので、それが敗因です、ってまだ負けてないけど」と苦笑いした。
それでもいい位置で決勝ラウンドに入ることは確か。優勝への意識は?「ないですね、意識するとしたら日曜日の残り9ホールくらい。そこでは意識しないといけないと思っているので。それまでは何ということなくプレーすると思います」という。
「今日のショットの不調から体が歪んでいると思うので、まずはしっかり体の状態をニュートラルに戻して、明日からもう一度頑張りたい。スコア目標は1つでも少なく。1つ1つ丁寧にやっていきたい」と気持ちを切り替えていた。