NEWS
競技情報

<3R>パー3ホールでパーセーブを守り合格圏内を狙う田中雄基

2020年11月19日
田中 雄貴 (2)

 通算4オーバー。49位タイからスタートした田中雄基が、3バーディー・3ボギー・1ダブルボギー73でフィニッシュ。強風下でのラウンドで通算6オーバーにスコアを落としながらも、順位を44位タイに上げた。

「偶然ですけど、3日間ともアウトコースからのスタートでした。1、2番ホールで何としてでもバーディーを取って、難しい3番パー3ホールを迎えたい。そのゲームプランどおりに出だしの1番ホールでバーディー奪取に成功したのですが…。やっぱり今日もスコアを落としてしまいました。それもダブルボギーだなんて…」。途切れ途切れに話しながら、この日のプレーを田中は振り返る。その表情は下り坂の天気のように、曇りばかりだった。

田中 雄貴 (4)

「3番ホールだけで3日間6オーバーなんです。どうしても攻略できない。ティーショットを左に引っ掛けてしまうんです。明日が攻略というか、パーセーブにトライするラストチャンス。風向きとその強さ、ピン位置にもよりますがグリーンキャッチ、悪くともパーセーブしやすいエリアへボールを運びたいんです。このコースはパー3ホールが特に難しいんですよね」。実は3日間で、パー3ホールで10オーバーしているのだ。明日の最終ラウンドは、初めてのインコーススタート。「一打のミスがスコアを大きく崩すピンチになるので、これまでの3日間どおりにバーディーを先行させて、パー3ホールでパーセーブできるように頑張るだけです」。

 全集中で挑み、プロテスト合格圏内でフィニッシュしてみせる。田中は自分を奮い立たせた。悔いを残さず18ホールをプレーして欲しい。

田中 雄貴