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今年はスクランブル方式のポイント争奪による団体戦に変更

2018年08月20日

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「第3回PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ」が、8月21、22日に栃木県・太平洋クラブ益子PGAコースで行われる。日本プロゴルフ協会(PGA)が主催し、日本高等学校ゴルフ連盟(高ゴ連)の後援で開催。全国8地区から選抜された中学、高校生の男女各8人、計16人でチームを組んで出場する。

 今年から競技方法が、スクランブル方式のポイント争奪団体戦のみに変更される。

 1チームを2人1組の男女4ペア、計8ペアに分け、2チームが2人対2人のスクランブル方式のホールマッチで対戦する。スクランブル方式は、ペアの2人がそれぞれティオフし、その後、どちらかの球を選び、その場所から2人がプレーする。この進行はホールアウトするまで続けられる。打つ場所は、スルーザグリーンでは2打目以降選択したボールを必ずマークし、ホールに近づかず6インチ(15.24センチ)の範囲以内にプレースして、そこから2人がプレーする。6インチの範囲以内であればラフからフェアウエーに出してもいい。バンカー内の場合は、同じバンカー内でホールに近づかず6インチの範囲以内にプレースしてそこから2人がプレーする。グリーン上でも同じように選択したボール地点を必ずマークしてホールに近づかず6インチの範囲以内にプレースして、そこから2人がプレーする。

 ポイントは、スコアで勝ったホールに3ポイント、負けた場合は0ポイント、引き分けは双方1ポイントとなる。8ペアがそれぞれ獲得した合計ポイントがチームポイントとなり、ポイント数の多かったチームが勝利する。ペアごとの対戦の勝敗数ではなく、チーム8ペアで挙げたポイントの合計で争う。

 21日はまず1回戦9ホールを行い、勝ったチーム同士、負けたチーム同士で2回戦9ホールを行う。勝ったチーム同士の2回戦で勝ったチームが22日の決勝戦18ホールに進出、負けたチームは同日の3位決定戦18ホールに進む。同様に1回戦で負けたチーム同士の対戦で勝ったチームが22日の5位決定戦18ホール、負けたチームが7位決定戦18ホールに進む。

 大会前日のこの日は各チームが練習ラウンドを行い、この新競技方式を練習した。倉本昌弘PGA会長は今回の競技方式の採用について「米国で2011年に始まった13歳以下のジュニアリーグの試合方法で、ストロークプレーの団体戦より差がつきにくい。パットのうまい人と下手な人、飛ぶ人と飛ばない人などいろいろなペアの組み合わせができ、たとえばうまい人同士でペアになってもかみ合わないとポイントを多く獲得できるかどうかはわからない」と説明している。

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