◆2回戦(1回戦敗者同士。ピンは切り直し。男子4組、女子4組の順でスタート。Ptはポイント)
◎中部88Pt-北海道85Pt(イン9ホール)
3ポイント(1アップ分)差で中部が逃げ切る大接戦だった。男子4組までは中部が52Pt-39Ptと北海道を大量リードしたが、女子で北海道が盛り返した。柏原瑞季・島田陽菜ペアが13Pt-10Pt、西澤里世・福晏蘭ペアが14Pt-8Ptで追い上げ、6Pt差に。最終組の島田紗・島田ゆらペアが11Pt-8Ptで勝ったもののチームとしては惜しくも敗れた。
北海道の井内涼華・女子主将(札幌光星高3年)は「1回戦でショットとパットの調子で女子は全部組み替えたらいい感じになった。明日の7・8位決定戦で最下位を脱出したい。7位と8位では全然違います」と気を引き締めた。
中部の荒木義和・男子主将(津田学園高3年)は、ポイントゲッターとして活躍。「今日は2試合18ホールでスコアは58が出た。普通じゃ味わえない。明日も1つでも上に行けるように頑張りたい」と話した。
◎中国90Pt-東北87Pt(アウト9ホール)
中国が意地を見せて、東北に逆転勝ちし、5・6位決定戦に進んだ。男子では4組目の中国の宇喜多飛翔・大嶋湊ペアと東北の原田竜成・鶴瀬覇也ペアが大熱戦。中国ペアが2イーグル、5バーディー、東北ペアが7バーディーで、12Ptずつを取って引き分けた。3番で340ヤードをワンオンした宇喜多は「ミドルの1オンは初めて。イーグルパットは12メートルぐらいあったけど、自分が入れました」と笑顔を見せた。
男子は6Pt差で東北がリードを奪い、女子も東北がリードを広げていったが、3組目で中国の桑木志帆・益田世梨ペアが猛攻を演じた。5番パー5で5メートルのイーグルを決め、7バーディーを奪ってスコアは27をマーク。21Ptを挙げて、相手に3Ptしか与えずにチームの逆転に貢献した。
「特にドライバーがよかった。目標の20台が出せた」(桑木)「途中で勝っているか、負けているのか、両方あってよくわかっていませんでした。今日はパターがよかった」(益田)とニコニコしていた。神田ひなた・女子主将(広島国際学院高3年)は「5・6位決定戦に進めてうれしい限りです」と話した。
あと一歩で敗れた東北だが、山本大雅・男子主将は「(桑木・益田に負けたペアが)チームが負けたのは自分たちのせいと言っていましたが、相手が9アンダーで回って、こっちも3アンダーで回ったんだから、それ(負けた責任)は絶対にないです」といい、7・8位決定戦になったことには「最下位にならないようにもう1回気持ちを引き締めてプレーしたい」と話していた。
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