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[NEWS/前日] 3年ぶりにPGAジュニア選手権が開催される

2022年08月20日

 コロナ禍で3年ぶりの開催となる「PGAジュニアゴルフ選手権 太平洋クラブカップ」が、8月21、22日に栃木・太平洋クラブ益子PGAコースで行われる。全国8地区から選抜された中学、高校生の男女各8人、計16人の団体戦で競う。前日の8月20日は練習ラウンドを行った。

 今大会には、19日に終了したばかりの日本ジュニア選手権で、男子15-17歳の部で優勝した松井琳空海(りうら、香川西高)が四国地区、女子15-17歳の部で優勝した荒木優奈(日章学園高)が九州地区の代表で出場するなど、各地区のトップ級のジュニアが集結した。

 競技はスクランブル方式のポイント争奪団体戦のみで実施される。1チームを2人1組の男女4ペア、計8ペアに分け、2チームが2人対2人のスクランブル方式のホールマッチで対戦する。

 スクランブル方式は、ペアそれぞれがティーショットを打ち、その後、どちらかの球を選び、その場所から2人がプレーすることを繰り返す。打つ場所は、ジェネラルエリアでは2打目以降選択したボールを必ずマークし、ホールに近づかず6インチ(15.24cm)の範囲以内にプレースして、そこから2人がプレーする。6インチの範囲以内であればラフからフェアウェイに出しても構わないが、バンカー内の場合は同じバンカー内でホールに近づかず6インチの範囲以内にプレースしてそこからプレーする。グリーン上でも同じように2人のうちどちらかを選択したボール地点をマークして、ホールに近づかず6インチの範囲以内にプレースして、そこから2人がプレーする。

 ポイントは、スコアで勝ったホールに3ポイント、負けた場合は0ポイント、引き分けは双方1ポイントとなる。8ペアがそれぞれ獲得した合計ポイントがチームポイントとなり、ポイント数の多かったチームが勝利する。ペアごとの対戦の勝敗数ではなく、チーム全体の8ペアで挙げた総ポイントで争う。

 21日は1回戦9ホールを行い、勝ったチーム同士、負けたチーム同士で2回戦9ホールを行う。勝ったチーム同士の2回戦で勝ったチームが22日の決勝戦18ホールに進出、負けたチームは3位決定戦18ホールに進む。同様に1回戦で負けたチーム同士の対戦で勝ったチームが5位決定戦18ホール、負けたチームが7位決定戦18ホールに進む。勝ったチームが上位4チームとなる1回戦がカギを握る戦いになる。

 1回戦9ホールは抽選の結果、中部地区―北海道地区、四国地区―中国地区、九州地区―東北地区、関東地区―関西地区の対戦に決まった。