◆2回戦(1回戦勝者同士。男子4組、女子4組の順でスタート。Ptはポイント)
◎四国96Ptー84中部84Pt(アウト9ホール)
四国が初優勝に向けて決勝進出を決めた。
四国は男子1組目の田村軍馬・佐賀翔也ペアが接戦を制してリード。2組目の山本詠太・寄田聖悟ペアが5番から5連続バーディーを取って18Ptー6Ptの大差で勝ち、主導権を握った。山本は「1回戦で思うようなゲームができなかったけど、2回戦ではセカンドショットが近くに寄った」と話し、すべてで先に打った寄田は「セカンドで2人ともガツガツ行った。6番からは1~2メートルぐらいについて、気持ちよくバーディーが取れた」とともに笑顔を見せた。
男子で18Pt差をつけた四国に対し、中部は女子が反撃。2組目の中田彩夏・稲葉千乃ペアが28をマークして、14Pt―8Ptで挽回した。女子主将の中田は8バーディーのゴルフに「4番以外全部バーディー。8番で7メートルぐらいのフックからストレートのラインを入れたのがよかった」といい、稲葉は「5~6メートルぐらいばっかり、全部入った。相手もバーディーを取ってくるので、入れないといけないと思っていい流れになった」と振り返った。
四国は3組目の菊田ひな・岡里音ペアが競り勝って再び差を広げた。最後の4組目では中部の山本瑠奈・中山凜花ペアが競り勝ったが、四国に軍配が上がった。
初優勝に向け、男子主将の日本ジュニア覇者松井琳空海(りうら)は「今年の四国、強いです。優勝を目指して、チームを信じてやりたい」と意気込んでいた。