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[NEWS/2回戦] 5位決定戦には関東地区チームが進む

2022年08月21日

◆2回戦(1回戦敗者同士。男子4組、女子4組の順でスタート。Ptはポイント)

◎関東106Pt―九州73Pt(アウト9ホール)

 連覇ならずの関東が2回戦で奮起した。

 先手を取ったのは九州。男子1組目の山本大勢・長崎煌心の中学生ペアが13Ptー10Ptの接戦を制した。1回戦で敗れたものの「パットが良くなくて納得いかないスコアだったのでテンション高めて行きました」(長崎)という。「ティーショットがまじ曲らなかった」という山本の好調さもあって、セカンドではアイアンが得意の長崎がつけ「パットをどちらかが決める」というリズムの良さもあって5番から4連続など6バーディーを奪った。

 2組目では関東の中原拓飛・東亜藍ペアが、九州が1人欠場が出たため1人でのプレーだったこともあって19Pt―4Ptと圧勝。4組目の吉沢己咲・松澤虎大ペアが1回戦での不振を挽回し、19Pt―4Ptで快勝して試合の流れを決めた。吉沢は「1回戦の関西戦は力んでしまった。だいぶ力が抜けた」と上がり2連続など5バーディーを振り返った。松澤は「2人ともまとまってきた」と、パッティングでは松澤が先に打ってラインをみせて、吉沢が決めるというパターンがよかった。

 

 大量リードした関東は女子では2勝2敗だったが、2組目の佐藤甘菜・遠藤来夢ペアの19Pt―4Ptの勝利もあって悠々と逃げ切った。

 敗れた九州の荒木優奈・女子主将は「1,2回戦とももっと行けたと思うので…。でも仲の良さは1番という自信はあります」と話した。

 1回戦で関西に敗れて連覇がついえた関東。大岩慶尚・男子主将は「情けないです。関西戦では気合が入っていたけどパターが入らなかった。練習ラウンドでは負ける気がしなかったんですけど、関西は強かった」と話した。手塚彩馨・女子主将は「楽しかったです。関西の方が全然強かった。明日(5位決定戦)もみんな楽しんでほしい」と話していた。