◆2回戦(1回戦敗者同士。女子4組、男子4組の順でスタート。Ptはポイント)
◎関西121Pt―北海道58Pt(イン9ホール)
1回戦で敗退し、2連覇の夢が破れた関西が、男女8組すべてで勝利して力を見せつけた。
口火を切ったのは女子1組目の中村心・佐藤涼香ペアで、17Pt―5Ptの大差をつけて勝利。続く坂下一咲・滝澤里菜ペア、山田胡花・酒井理琴ペアがともに14Pt―8Pt、鳥居さくら・大西穂佳ペアが16Pt―10Ptと、4組を終えて30Pt差をつけた。
1回戦敗退で、2ペアのメンバーを入れ替えた男子もはまった。馬場治至・吉野陽翔ペアが15Pt-6Pt、2組目の小川虎太郎・小竹遼河ペアが17Pt―5Ptで圧勝が続いた。3組目のオティエノ志音・東到矢ペアは4アンダー31(パー35)で回って14Pt―8Pt。1回戦中国戦では、オティエノは小竹と組んで28で回り、東は小川と組んで、ともに16Pt―7Ptで勝利し、劣勢を挽回して接戦に持ち込んだ。結果的に敗れたが、その勢いを2回戦にぶつけた。オティエノは「1回戦は僕が飛ばして小竹が入れるのがうまくいった」といい、東は「1回戦は交互にうまくやれた」と振り返る。メンバーが変わっても「いろんな人とやれるのはいい」という東は「明日(5位決定戦)はやるしかないですよね」と話した。
最終男子4組目も東野秀馬・松並将輝ペアが14Pt―8Ptで「全勝」を達成した。
なすすべがなかった北海道。6回目の大会で1勝を目標にしている。ゴヴォロヴスキー・男子主将は「1つ勝とうという気持ちは常に持っていますが、強く出過ぎて、パットでも強く打ってしまったり。あした、もう1回あるので、作戦を練り直して臨みたい」と話していた。