NEWS
日本プロ

<最終プロテスト・トップ通過者>石徳はチャンスを活かして、ライバルと共に成長を目指す

2018年05月08日
wp-ishitoku

 石徳俊樹(23)にとって、最終プロテストトップ合格を決めてからの8カ月は、ほんとうにあっという間の時間だった。2017年9月プロテスト合格が決まってからというもの、ファイナルQT、入会セミナー、新人戦、日本プロスポーツ大賞新人賞受賞と、あわただしい展開の年末だった。今年に入ると、アメバTVツアーに参戦する傍ら、目標としていた日本プロへの出場に向けて、準備を整えてきたつもりだ。

 月曜の練習から一緒にラウンドをしていたのが、昨年プロテスト同期合格の徳永圭太(23)。二人はジュニア時代からのライバルで、同じ大学に進み同じ釜の飯を食べた良き友人でもある。石徳は、「こうやってプロゴルファーとして、試合に出させていただくことは、プロとしてのやりがいを感じています。それでも、プロという厳しい勝負の世界で戦うという覚悟もできていますし、これから長い戦いになります」と足元を見つめる。

IMG_0392

 「徳永プロとは共に、今年アメバTVツアーを主軸にして戦い、ランキング上位を狙っています。今年のツアー競技は、この日本プロしか出られそうにないので、ここで成績を残したいという気持ちは強いです。調子は悪くないです。やるべきことも見えています。だから、所属している広島カンツリー倶楽部のみなさんの期待にもこたえられるように、最後まで練習を信じて、試合に挑みます」と、穏やかな性格の石徳は、日本プロへの挑戦をしっかりと捉えていた。

 最後は慎重に言葉を選びながら、「チャンスを活かせるように、精一杯頑張ります」と、石徳は自分にも言い聞かせた。

IMG_0400