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日本プロ

<プロアマ前夜祭>日本プロをみんなで支援!シニア選手も登場

2018年05月07日
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 日本プロゴルフ選手権の本戦に先立ち行われるプロアマ大会を盛り上げようと、木更津市内のホテルにて、7日、プロアマ前夜祭が行われた。

 大会出場選手がアマチュアをホストするのが通例となっているプロアマ大会だが、今回は日本プロならではの試みとして、シニアツアーで活躍するベテラン選手も加わり、1組に2名のプロが入り、一緒にプレーができるという豪華な組合せが初めて実現する。

 倉本会長は「レギュラーの豪快さとシニアの円熟さをお客様に見せて欲しい。ゲストの方ももちろん、レギュラーの選手にとってもシニアプロから学ぶことも多いはずです。あとは若者が嫌がらないということがテーマかもしれませんが、いい思い出になれば嬉しい」と、初めてのプロ2アマ2の組合せに期待を込める。大会出場選手から選ばれた21名に加えて、シニアツアーの名手が同じく21名エントリーされ、前夜祭には、総勢42名ものプロゴルファーが集まり、会場は大いに盛り上がった。

 歓談中には、倉本会長より指名された出場選手を代表する2名がステージ上へ。日本ゴルフツアー選手会会長の石川遼と昨年の日本プロ選手権覇者の宮里優作が紹介されると、ゲストのみならず、シニアツアーの選手からも大きな歓声が上がり、トークショーがスタートした。

 石川にとっての"日本プロ"を聞かれると「数あるトーナメントの中で、一番成績が良くないんです(笑)。倉本会長のワナに、自らはまってしまっているという、苦手な大会。すごくいいセッティングが用意されているんですね。野芝なんですけれど、コースの刈り方や芽の数が工夫されているので、非常に難しいコンディションになっていると感じています」と、評価する。そして、「フェアウェイとラフの差、バンカーとラフの差で、0.5打のストローク差が付くよという日本プロならではのフェアな素晴らしいセッティング。房総カントリークラブに関わるたくさんの人の熱い思いが込められている大会です。ぜひ観に来てもらいたい」と、石川はさらに思いを付け加えた。

 大会連覇を期待される宮里は「初日からいいスタートをきりたい。歴史のある公式戦という気持ちで挑んで、粘り強く戦って、優勝争いに絡んでいきたい」と、目標を掲げた。

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 シニアツアーを代表する21名の選手も、倉本会長の呼びかけで壇上へ。ゴルフもトークも、もちろんベテランプレーヤーばかりということもあり、1本のマイクは次から次への選手の手に渡り、シニアの弾丸トークはとどまることを知らない。同県内で活躍する海老原清治は、「これからシニア入りする若いプロたちの芽をね、摘んじゃだめだよ(笑)。谷口プロ、手嶋プロ、みんなで待っているからね」と、優しく呼びかける。川岸良兼は、倉本会長に「最近プロゴルファーの娘から連絡がないみたいよ」と、突っ込まれていじける一面を見せるなどと、笑いの絶えないプロアマ前夜祭となった。