3アンダーの9位タイから出た松原大輔が、この日も安定したプレーを展開。スタートホールの1番こそボギーとしたものの「自分のゴルフをしようとテーマを掲げ」続く2番のバーディーですぐに取り返す。その後、5番、11番、14番とスコアを重ね、4バーディー、1ボギーの68でラウンド。トータル6アンダーの4位でフィニッシュし、日本プロへの出場を決めた。
好スコアにも思えるが、納得のプレーはできていない様子。「ティショットが荒れてしまったり、チャンスにつけても外してしまったり、内容は不十分です」と、さらなる高みを目指すがために、自分へのジャッジは厳しい。
ルーキーイヤーの昨年は、チャレンジ出場4試合目の『ISPSハンダグローバルチャレンジカップ』でツアー初優勝。その後もトップ10が3試合あり、チャレンジ賞金ランク2位でシーズンを終えた。
オフの練習では、基本に立ち返ったと話し、「試行錯誤しましたが、そのうえで、プラスアルファのテーマが見つかりました。攻めのゴルフは変えずにいきたい」と底上げができた。今年の目標は「シード獲得を目指して、しっかりやっていきたい」と前を向いている。
昨年、初出場となった日本プロは、予選を突破して45位タイでフィニッシュ。今年の舞台である房総CCは、何度も回っているコースだが「これまでとは難易度も違うと思うし、しっかり準備していきたい」と、昨年以上の成績を残す構えだ。
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