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日本プロ

<1R>得意の初日!午前組ではトップだった中島は5アンダー3位

2018年05月10日
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 大会開催前週は米国マウイ島のカアナパリGCロイヤルコースで行われた全米オープン一次予選会に挑んだ。自身3年連続の挑戦だったが、今年は初めて予選落ちを喫した。上位2名が駒を進められる狭き門。世界メジャーへの扉を開けなかった悔しさを胸に、中島徹は大会開催週の火曜日に帰国し、水曜日に練習ラウンドを行った。時差ボケやコースチェック不足は否めないだろうが、大会初日は1イーグル・4バーディー・1ボギー67の好スコアをマークし、午前スタート組の選手の中ではトップに立った。

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 昨年は初シード入りに近づいたが、結局は150万円強及ばずシード権獲得を逃している。今季のツアー優先出場順位は20位。ツアー前半戦はほぼ出場できる順位は得た。

「ショット精度やショットイメージの出し方の未熟さといった技術面、自分のゴルフのためにとしか思えなかった精神面の弱さがシード獲得に至らなかった要因だと思います。自分のためという欲ではなく、他人のため、応援してくれる方々のためにプレーしたなら、それがパワーに変わるはずだと心を入れ替えてプレーするようにしました」。中島はさらなる成長を目指すため、昨年のゴルフを自己分析したのだった。

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 これまでツアー2戦に出場し、いずれも予選を通過。この大会がツアー3戦目だ。昨年は日本ゴルフツアー選手権とHEIWA・PGM選手権で初日首位スタートを切り、HEIWA・PGM選手権での12位タイが自己ベストフィニッシュ。

「今日はショット、パットがうまく噛み合いました。ラフに捕まったホールでは、パーを拾いやすいピン位置だったり、アプローチが悪かった時にはパットが入ってくれたりしました。初日に飛び出すのが今回で3回目。(過去2回は周囲の)評判が良かったので、目立って行きたい。試合に出場している限りは『ああいう奴がいたな』と(成績で)目立ちたいです。週末は家族が(コースに)来るので、決勝ラウンドに残りたいのが最初の目標。あとは、失うものが何もないので、楽しんで、思い切り攻めて行きたい」と中島。

 シード権をしっかり取れる選手に、1年間安定して戦える選手になりたい!その今季目標を達成するチャンスを「得意の初日」に引き寄せたのは事実。残り3日間が勝負だ。

(PGAオフィシャルライター 伝 昌夫)

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