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日本プロ

<7/7 FR> 竹谷が嬉しい試合初のホールインワン達成!元気に36ホールをやりきった

2019年07月07日
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  「僕、試合では初めてなんですよ。ゴルフ人生では2回目です」。ホールアウト後も滴り落ちる汗を拭きながら、竹谷佳孝は喜んだ。ホールインワンを達成したのは193ヤードの4番パー3ホール。

 オナーの谷口徹が5番アイアンで放ったティーショットは奇麗なドローボールの弧を描きながら、ピンへと向かっていた。「入れ!」の声がグリーンサイドから聞こえて来た。ボールはカップの縁をクルリと回って止まった。

 続く堀川未来夢が6番アイアンで打ったのを見て、竹谷は5番アイアンを手にした。思い通りに振り抜けた。「ガッシャーン」。ボールは直接カップに飛び込んだ。「入ったところは見えなかったし、入った音も聞こえませんでした。ギャラリーの入ったという歓声でホールインワンしたのが分かったほどです」。

 

 最終日は2ラウンド・36ホールのプレーとなった。天候は晴れ、正午の気温は29・5度。真夏を思わせるコンディションと化したが、「36ホールを無事に回り切って、思ったよりも元気です。前の組に(進行で)少し遅れを取っていたことから、残り6ホール辺りで谷口さんが走り出したんです。もちろん、僕も未来夢も一緒に走ったんですが、歩くよりも何だか楽だったんです。だから残りホールは走り通しました(笑)」と竹谷は疲労を抑えられた理由を明かしてくれた。

 「スコア的には、ワンピン距離のパットを入れ切れなかったのが悔やまれます。でも、ホールインワンしたことで悔しさが大分減りましたけどね。ツアー後半戦に向け、再修正して臨みます」。最終ラウンドは1イーグル・3バーディー・4ボギーの70。通算4アンダー・26位タイ、賞金ランキング74位となり、賞金シード確保へさらにスパートを掛ける。