明日7月1日からの大会開幕に向けての公式記者会見が、大会舞台となる日光カンツリー倶楽部のクラブハウス2階テラスで行われた。
会見にはPGA倉本昌弘会長をはじめ、日光カンツリー倶楽部・松本典文理事長、前回大会覇者・石川遼(リモート出席)、2022年開催コース・杉山孝代表取締役が列席し、陪席には植田浩史PGA副会長、天野克彦大会競技委員長、牧野裕大会コースセッティングアドバイザーが着いた。
倉本PGA会長は大会開催に至るまでの経緯や、前日の大会練習日には雨天ながらも800人ものギャラリーがコースに足を運んだ実績を話し、「大会4日間は雨模様の予報が出ているようですが、無事に終えたい」と挨拶。松本理事長は「ギャラリー上限5000人ですが、有観客のフルスペックで開催します。ぜひ成功裏に終了させたい」と熱く語った。
牧野大会コースセッティングアドバイザーは7246ヤードのパー71、10番パー5ホールをパー4に設定し、グリーンスピードは11~12フィート、コンパクションは23~24の硬めに仕上げ、スコアや天候によっては決勝ラウンドで9番パー5ホールを484ヤードのパー4にする可能性もあることを説明した。
リモート出席した石川は有観客での大会開催について「大会連覇へ決してやさしくはないけれど、ギャラリーの応援が力になる」と話し、大会の意気込みを伝えた。第1ラウンドは1日朝7時から午前組がスタート。石川は、星野陸也、倉本昌弘と同組午後スタートで10番ホールから午後12時15分にティーオフする。