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日本プロ

【7/2/ 2R】眠れる賞金王・今平が8アンダー首位!日本タイトル奪取に向け覚醒

2021年07月02日
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 眠れる賞金王が、日本タイトル奪取に向け、ようやく目を覚ました。18、19年の2年連続賞金王を手にした今平周吾が、首位タイに立った。

 通算3アンダーの11位タイからスタートした今平は、前半でスコアを二つ伸ばしてハーフターン。後半は3バーディー・ノーボギーで回り、通算8アンダーでフィニッシュしたのだった。先週のダンロップ・スリクソン福島オープンでの6位タイで今年初めてのベストテン・フィニッシュを遂げた。それほど不振の成績が続いていたのだ。

「ショットが良かったですね。ドライバーショットが少しブレた時もありましたが、アイアンショットは2 日間ほぼ完ぺきでした」と振り返った。

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 思うような成績を出せずにいた理由は何なのか。「オフに筋力トレ―ニングをして、上体が強くなり、感覚が以前と違ってアジャストできないところがありました。筋トレを止めてから良い感じに振れるようになり、距離は伸び、疲れも残らない感じで回れている。それがうまくいった要因かな?」と今平は自己分析。そして、こう付け加えた。「シーズンが始まる前は、開幕から優勝争いして、いつもと同じ感じでプレーしていたかった。けれど、うまくいかず迷いながらゴルフしていました、感覚的に良かった時に戻って来ているので、今週は気持ちよく(プレー)出来るのかなと思います」。

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 東京五輪候補選手に挙げられていたこともあるが、惜しくも選手にはなれなかった。

「(五輪代表選手が)決まってしまったので……また別の目標を立ててプレーしています」と今平。3年連続賞金王だ。それに実現するとともに、初の日本タイトルホルダーになることも目標に加えたのではないだろうか。「セパレート系は好きなコースではあります。(残り二日も)予選ラウンドのようにやっていきたいですね」。自信が思わずこぼれ出そうなニヒルな笑顔が印象的だった。

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