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日本プロ

〔8/3 公式記者会見〕選手のパフォーマンスを最大限に引き出す最高の仕上り

2022年08月03日

 第89回日本プロゴルフ選手権公式記者会見が4日、静岡・グランフィールズCCで開かれた。

 吉村金八・PGA会長は「日本最古の大会が89回目を迎えるのは主催者として喜ばしい。グランフィールズCC開催に当たり、新ティーグラウンドをつくるなど、選手のパフォーマンスを最大限に引き出す最高の状態にしていただいた」とあいさつ。

 コースの杉山孝理事長は「開催を1カ月ずらしたことがよかったかどうか。この暑さに選手が苦しむのかなと考えると。コース管理を含め全力で準備したので、コロナを含め無事に事故なく終わってほしい」と話した。

 公式戦としてのコースセッティングについて、芹澤信雄・PGA副会長が説明。7219ヤード、パー71の設定で通常パー5の10番を498ヤードのパー4とした。ティーイングエリア(ティーグラウンド)は5カ所を改造して新しくした。アンジュレーションの強いグリーンの速さは9.5~10フィート、ラフは80~100ミリと長い。「フェアウエーはじめ、修理地は1つもない。公式戦らしいセッティングになった」と、プロ日本一を争うにふさわしい舞台ができた。

 コース攻略、スコアの想定については「ラフが長いので、飛ばすだけではなくしっかりフェアウエーに打つこと。ピンの位置によっての戦略など頭を使うと思う。アンダーが出ると思いますが、最近の選手は思いがけないスコアを出してくるので(出過ぎないか)少し心配です」と、話した。

 なお、2023年の第90回大会は北海道・恵庭CCで7月27~30日に開催することが公表された。