片岡尚之(フリー)が終盤の追い込みで首位に迫ったが、3打及ばず、2位になった。
「スタートした時点ではトップと離れ過ぎていた(8打差)ので、1打1打集中することができたと思います」と振り返った。この日は本人も「すごくよかった」と言うようにショットが好調で「ほとんどが1ピンとかについていた。パッティングが入れたいところで入らなかったので・・・もっと伸ばせたと思います。悔しいです」と振り返った。
1番でバーディー発進し、13番までに5バーディーを奪って上位に顔を出した。15番でボギーにしたが、終盤の勝負どころの16番、18番で約1メートルほどにつけるバーディーを奪った。リーダーボードは「ちょくちょく見ていたんですけど、差があんまり縮まらなかった」と話した。
緊張しやすいタイプだそうで「めちゃくちゃするんです」という。対処法は「ありません」といい「今日は緊張より集中が勝ってくれたのかもしれない」と笑った。
ショットが上向いたのは「毎日試行錯誤していて、昨日やったことがよかった。左に伸び上がる悪い癖があるので、なるべく我慢した」のが、2位に飛び込んだ要因になった。「でも、次はどうなるか分からないんですけど」と、まだまだ試行錯誤は続くようだ。
公式戦での2位には「これまでメジャーではボロボロだったんで、今回やっといい成績が残せました。こういう位置でのラウンドができてよかったと思います。すごく自信になります」と、少しステップアップした実感を得られたようだ。