吉田泰基(東広野GC)が中盤伸ばしたが、通算11アンダーで堀川に4打差の3位で大会を終えた。
「10、11番のバーディーで優勝に届くかなって思いましたけど、ショットがつかなくなってやっとパーでしのいで、しのいででした」と、さっぱりした表情をみせた。1番で5メートルのバーディーを入れてスタートし、2つのボギー後に3バーディー。流れに乗ったかに見えたが、終盤は1.5メートルほどのパーパットを何度も入れて、3位を維持した形になった。
「サウナ仲間」の先輩・堀川の優勝をグリーンサイドで見届け、日大出身者らと水のシャワーを浴びせた。今大会は接触する機会が少なかったが「ウエッジでパター練習していたら『知ってるかもしれないけどそれはパターじゃないよ』とか、笑われてくれてリラックスさせてもらいました」という。
第1ラウンドから上位でプレーした4日間だった。「いつもはギャラリーがいたら手に力が入って思うようにいかないんですけど、今回はティーショットが曲がる気がしなかった。自信になりました」と振り返った。
身近な先輩の優勝は「今後の目標になります。メジャーで勝てるのは強い証拠、それに続けるように頑張りたい」と力を込めた。では、今回の4打差をどう思いますか?「マネジメント力の差を感じました。今までで初めて調子がいいと言える4日間だったんですけど、もっとマネジメント力があれば差を縮められたと思います」。4日間で4打差は、数字の上では1日1打縮めればいいスコアではあるが、その差は「まだまだ大きいと思います」と、今後の課題も見つけられたようだ。