NEWS
日本プロ

〔8/6 3R〕池村はバーディー量産し64をマークし3位グループに浮上

2022年08月06日

 池村寛世(ディライトワークス)が、8バーディー、1ボギーの7アンダー、64でまわりこの日ベストスコアタイくをマーク。3位グループに浮上するカムバックを見せた。

 第1ラウンド2位から、第2ラウンドでは74をたたいて21位に後退したが、この日はパッティングが好調だった。「初日そこそこ入って、昨日(36パット)はずっと30センチぐらいショートするパットばかりで流れが悪く、パーパット入らずでちょこちょこボギーがきた。今日はその分入ってくれたのか」と振り返った。

 1番パー5で右に曲げたが、うまくレイアップし、3打目を2メートルにつけてバーディー発進した。3番バーディー後の4番でこの日唯一のボギーをたたいた。7番パー3で2メートルを決めてから、残り12ホールで6バーディーを奪った。

 大会直前オープンウィークとなった5週間で、地方の試合などをこなしてきた。「練習ラウンドとか入れて8連チャンでゴルフしたりしていました。練習だと暑くて帰りたくなるんで(笑い)それならコースに行ってゴルフした方がいいなと思って、詰めて試合をしてきました」と、休養ではなく、仕事を選んだ。その間は「ドライバーを新しくしたのでその調整と、アイアンの距離勘とかパッティングとか、感覚を忘れないようにしてきた」というのが、今回実を結んでいる。

 そのドライバーを使った「直ドラ」も多用。4ホールで打った。ギャラリーの反応は?「もう慣れたんでしょうか、ざわざわする感じはなくなったんですけど、打った後はウォーという反応がある」と、効果だけではなく、ギャラリーを楽しませる要素もある。

 首位堀川とは5打差あるが、この日のプレーを再現できればチャンスはある。「昨日崩しちゃって優勝はないと思ったけど、今日いいプレーができて最終日いい位置で回れるのは楽しみです」。