東条の森カントリークラブ・東条コース(7,426ヤード/パー72)で行われている日本プロ予選会・決勝大会の最終ラウンド。初日65をマークしている西山大広が、67ストロークで通算12アンダーまでスコアを伸ばしてトップ通過を果たした。2打差2位に平本世中、3位に小木曽喬が入った。7月7日時点での有資格ライン51位には2アンダーの渡辺龍ノ介が入った。
ランキング4位に着けた山本豪(中西造船・29)。6バーディー・1ボギーという内容は「強め、強めと意識して打ったパッティングが地味に入ってくれました」と苦笑い。それでも日本プロ出場を目指して挑んだ予選・決勝大会で堂々のトップ5入りを果たすことができた。
山本は2017年にプロテストに合格。レギュラーツアー出場を目指し、クオリファイトーナメントに挑戦しているが、なかなか結果を出せずツアーへの道は険しい。それでも、これまでに出場した関西オープン(2017)、日本プロ(2021)、フォー・ザ・プレーヤーズ(2022)というツアー競技はすべて予選通過をしている実力派でもある。
「日光CCでの日本プロ2日目は上位(3位)で、3日目は石川遼さん、片山晋呉さんと同組でした。大勢のギャラリーを連れてプレーした思い出があります。結果37位でしたが、すごく楽しい試合でした」と当時を振り返った。「北海道はなかなか行くチャンスがないですし、恵庭のようなチャンピオンコースで開催される大会に参加できること、今から楽しみです」と喜びを語ったプロ入り6年目の山本は、今年30歳という節目を迎え、飛躍の年にしたいところだ。