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グランドゴールド

【日本グランド・ゴールド】男子プロゴルファーのレジェンド達がスカイウエイCCで明日から激突

2017年06月23日

「日本グランド・ゴールドシニア選手権 ゴルフパートナー杯」が、6月24、25日、千葉・スカイウェイCC(グランド6583ヤード、ゴールド6135ヤード、ともにパー72)で行われる。前日23日は各選手が練習ラウンドを行った。

 昨年グランド(開催年60歳以上)優勝の三好隆(65)は「年々、居場所がなくなるなあ」と苦笑いした。今年はシニアツアーのそうそうたる面々がグランド世代となり「若手」の羽川豊(59)、湯原信光(59)渡辺司(60)尾崎直道(61)室田淳(61)の初出場組に加え、3回目の倉本昌弘(61)も参戦。「シニアツアーのメーンの選手が来とるんじゃ、苦しいよ」と肩をすくめた。加えて、すまいーだ杯前にクラブが当たって痛めた左手中指が、実は亀裂骨折だったことが判明。「フルショットは思い切り振って当たった瞬間に左手を離せばまだいいんだけど、短いショットをする時が痛くてね」という。「まあまあ、恥かかんようにやりますよ」と控えめだった。

 ゴールド(開催年68歳以上)の昨年覇者中島弘二(71)は、今年は万全な体調で臨む。昨年は大会直前の右ひざ打撲で内出血と腫れがある中で優勝。「体が大丈夫だと、悪くなることもあるかも」と笑った。コースの印象は「トリッキーなところがあるのと、グリーンのアンジュレーションがきつい」と話した。現在は女子プロの香妻琴乃を教えており「今週のモンダミンでいいスタートを切っている。私もいいところを見せないとね。見本にならないと、話を聞いてもらえなくなる」と笑い、2連覇への意欲を示した。

 大会ではシニア層のサポート、ゴルフ未経験者の若者やファミリー層など新たなゴルファン開拓のために、各種イベントを開催する。まずは、今年も入場無料、飲食1品軽食無料を実施する。ギャラリープラザには地元千葉県のご当地グルメ「ちーばくんドーナツ」「成田ゆめ牧場ジェラート」などが出店。「中津からあげ」「肉巻きおにぎり棒」など全国のB級グルメも味わえる。

 また「ゴルフは静かに観戦しなくてはいけない」「マナーに厳しい」といった堅苦しいイメージを少しでも和らげようと、「日本タイトル」として初めての試みとして、6番パー3を「スタジアム」にする。マイクとスピーカーを持ち込んでの実況や、お酒を飲みながらの応援合戦など、ワイワイガヤガヤ選手を応援する「型破りのゴルフ観戦」で、大ベテランたちの技を楽しめる。

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