ゴールド(開催年68歳以上)では3人が首位に並んだ。
2連覇を目指す中島弘二(71)は一時4アンダーまでスコアを伸ばし「エージシュートを意識していた」という。しかし、14番でグリーンオーバーからボギーにして3連続ボギー。なんとかエージシュートは達成したものの、1アンダーに後退して優勝争いを混戦にしてしまった。「明日は心理面。コースに負けないように、逃げないで行かないと」といい「優勝を意識していきたい。それでエージシュートになれば」と2連覇を目指す。
佐野修一(69)は「情けないゴルフをした。納得いかないよ」と言いながらも1アンダー。パー5でバーディーがなく、16番では3パットでボビーにしたのが悔しい。「日本グランドを取っているんで、ゴールドも何とか取りたい。明日は気持ちが先走らないようにやるよ」と話した。
もう1人は関東ゴールドで佐野に勝った海老原清治(68)。14番で6メートルを入れ、15番パー3では「ディショットをダフって35ヤードぐらい残したのが入っちゃった」という。16番でも3メートルを入れる3連続バーディーで一気に首位タイへ。「日本プロとつくタイトルは4つあるけど、俺は3つ(日本プロ、日本プロシニア、日本プログランド)しくじって来た。今回は一番若いから、最高のチャンスだと思っている」と、タイトルに意欲を見せた。