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シニアツアー

【いわさき白露シニア・FR】東が単独2位に食い込んで最低目標だった来季シード権を獲得!

2017年11月26日

 東聡(57)は、「優勝」という大きなチャンスを逃した。

 「こんなチャンスはなかった」と、1打差2位に終わって、悔しさを押し殺した。首位に6打差でスタートし、3番で右手前4メートルを沈めてバーディーが先行。その後はチャンスがあまりなかったが、首位の寺西が前半崩れて、差が縮まっていく。10番でとり、通算8アンダーにしたところで、9番をボギーにした寺西と並んだ。

 ただ「ショットがみんなピンまで10メートルぐらいのところに行っちゃって、70、80センチのパーパットをずっとやっている感じになってしまった」と、伸び切れなった。14番でボギーにし、最終18番パー5で寺西と1打差と知っていたが、50ヤードの第3打が「いいライだと思ったら少しへこんでいて、ダフりそうで、スパッと打てなかった」と、5メートルのバーディーパットを残してしまい、これを外して寺西をとらえきれなかった。

 第2ラウンドの18番で、3メートルのバーディーパットを外した際に「この1打が足りないってことになりそう」と話していたが、「やっぱり、昨日の18番だよね」と、4年ぶりのシニアツアー優勝を逃して悔やんだ。

 それでも「最低のことはできたと思う」という。大会前は来季賞金シード権30位に入っておらず、33位につけていた。単独2位で570万円を獲得。一気に賞金ランクを19位に上げて、来季シード権を獲得したのが「最低」の目標達成だった。