最終戦が終了し、今季賞金ランクが確定した。賞金ランク30位以内に来季シード権が与えられる。初めて賞金シード権を獲得したのは、盧建順、柳沢伸祐、川岸良兼、朴富遠、河村雅之の5人だった。
28位のギリギリでシード権を獲得した河村は今季からシニアツアーに参戦、最終予選会からの出場だった。シニアデビューの開幕戦でいきなり優勝争いの3位になり「いけるかなと思ったんです。ところがそこから何もなく終わってしまった感じ。自分が下手なんですけど、思っていた以上にシニアのレベルは高かった」という。
夏場に張り切って練習しすぎて左手首を痛めたのも、後半戦見せ場を作れなかった。「体の回転で打つタイプなのに、体が言うことを聞いてくれなかった」と振り返る。
それでも、来季シード権をつかみ「若い(50歳)今がチャンスなので、しっかり治して、しっかり練習して来年に備えます」と、来季を見据えていた。