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シニアツアー

【いわさき白露シニア・2R】追い上げるしかない東が67をマークし3位につける

2017年11月25日

 東 聡(57)は、いわさき白露シニアで「年一」のチャンスをものにしたい。

 「もう追い上げないとしょうがないんで。順位を上げていくしかない」というのが最終戦の心境。現在賞金ランク33位(865万9434円)。来季シード権を獲得できる30位(寺西)まで139万円余り。「とにかく1100万円を超えないとだめなんで」という。ちなみに、1100万円にするには単独4位(270万円)が必要だ。

 「ドライバーショットはいい感じで距離も出ている」というこの日は1番で60センチ、5番で70センチにつけるなど、ショットが良かった。パッティングも8番で7メートルが決まるなど、かみ合いもよかった。

 9番でラフからボギーをたたいたが、インに入って13番パー5では第3打をOKにつけ、14番では3メートルを入れる連続バーディー。17番パー3でピン上から3メートルを入れたが「18番を取れないのが、現状だよね」というように、2オンできる場面で第2打を手前の深いバンカーに入れ、3メートルほどに寄せたがパーに終わったのを悔やんだ。

 今回は、レギュラー時代から使っていたピン型のパターに替えた。しかも、知人から「先週と今週、2試合限定で借りてきた」という。「これまで大きなヘッドのパターだとテークバックを上げやすいと思っていたんだけど、何本も散々練習してやっぱりピン型に戻ろうと思った。今回の速いグリーンに合うのかもしれない」と話した。

 明日は少なくとも4位以内?「順位じゃなくて、賞金額」と言い「もちろん優勝狙いですよ。今年17試合もやってきて出来ないんだからそう簡単にはいかないけど」という。先週のISPSハンダフィランスロピー最終日に64をマークして2位になり、シード権をほぼ確定させたで羽川豊から「年一(年1回)の頑張りがあればいい」と言われたという。最終戦でその頑張りどころが来た。