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シニアツアー

【ISPSハンダカップ・1R】3位のシニアルーキー村岸は、堅いゴルフに徹し大物を釣りたい

2017年11月16日

 予選会のハンダ熱血枠決定戦(10月24日、茨城・ロックヒルGC)で5位となって出場権を獲得した村岸充雄(50)が、チャンスをつかもうとしている。

 今季日本プロシニアでシニアデビュー。予選落ちだったが、この大会でシニア2試合目になる。レギュラー時代に思うような成績が挙げられずに、ここ数年は「シニアで何とか」と思っていただけに、念願のシニアツアーで「周りが先輩ばっかりで、バッタみたいなもんです」と、あいさつで頭を下げまくっているという。

 この日はインスタートで、12番でボギーが先行したが、16、17番連続バーディーで盛り返した。そのまま1アンダーで迎えた8番で、左ラフからOKにつけ「あれがよかった」と続く9番でも2・5メートルを入れ、上り2連続バーディーで浮上した。

 自分のゴルフのスタイルは?「とにかく、堅く、堅くいく。チャンスが来た時だけうまいこといけたら」と説明した。今日はそれができた。「はい、あしたもちょっとでも上に行けるようにしたい。(バーディーを)取ろう思って、取れるゴルフと違うんで、毎ホール集中していくだけです」。うまくいけば、大物が釣れるかもしれない。