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シニアツアー

【ISPSハンダカップ】今年シニアデビューの森田が駆け込み出場!ドラマのある熱血枠出場者10名も参戦

2017年11月15日

 この大会はプロ96人で争われる。他の大会に比べて、最終予選会からの出場者も多く、シーズン終盤とあって、出場資格を持つ選手にもけがなど欠場者も多くなってくるため、繰り上げ出場も増える。

 この大会で「駆け込み出場」を果たしたのが、最終予選会ランク44位の森田幸春(50)。今年、シニアデビューを飾って、この大会で3試合目の出場。レギュラーのチャレンジでは、2000年のアイフルチャレンジカップ・スプリングで優勝している。

「先週、最初に聞いた時はウェイティング(欠場による繰り上がりの優先順位)が4位。次に聞いたら2位。出られそうだと思っていたら、月曜日(13日)に1位になり、車で12時間かけて来て待っていました」と、兵庫・三木市からやってきた。14日にめでたく出場が決定。練習ラウンドも行った。「コースを回らなければよかった(笑)。グリーンが難しくて、私の手には負えないかも」と苦笑いした。それでも「予期せぬ出場ですんで、何とかやりたい」と、話した。

 この大会の予選会に当たる「

ハンダ熱血枠決定戦

」(10月24日、茨城・ロックヒルGC)の上位10位までが出場資格を得ている。1位通過を果たした清家和夫(53)は「熱血の時のようなゴルフ(1イーグル、6バーディー、2ボギーの66)ができればいいですけど」という。平均270~280ヤードのドライバー飛距離を持ち「当たったら300ヤード、シニアで一番飛ばすと思っています。このコースは広いところも多いので好きです」。

こうした、這い上がってきた選手たちの戦いぶりも見ものだ。

◇ISPS・HANDA CUP・フィランスロピーシニアトーナメント出場を決めた上位10名◇

優勝   清家 和夫

2位   芹澤 大介

3位   羽野 隆則

4位   深澤 幸雄

5位   村岸 充雄

6位   長峰 全

7位   高橋 正博

8位   田中泰二郎

9位   高崎 龍雄

10位  小溝 髙夫