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シニアツアー

<富士フイルム選手権・FR>3位に終わった室田「もうちょっと頑張ります」

2017年11月04日

 3位に終わった室田淳(62)は「全然惜しくなかったよ。これだけショットが悪いとね」と苦笑いした。

 1番でいきなり50センチにつけるバーディー発進で、追い上げの予感があった。3番で落とした直後4番で4メートルを沈め、6番では7メートルを入れて、珍しく早い段階でガッツポーズも出た。6アンダーで迎えた16番でもピン手前7メートルを入れてガッツポーズ。自分を鼓舞しているようだった。

悔やんだのが最終18番パー5で、第1打は左斜面のラフに。2オンを狙えるホールで「あれじゃ狙えない。あそこに打った人が悪い」と、グリーン手前の池の右に刻み、第3打もピンを大きくショートしてパーに終わった。

「こんなもんです。自分の調子を把握できていない。完走しました、これが一番」と、ちょっとがっくり。スコアボードを見ながら「(マークセンは)絶対46歳だぞ」と笑い「俺はちゃんと2位を何回もやっている。少し遠慮しろよ」と、マークセンの強さをジョークで笑わせた。

 賞金王は確定したが、残り2試合、現在賞金ランク3位で、来年の海外メジャー出場権(全米プロシニア4位まで、全米シニアオープン2位まで)をかけた賞金上位争いは続く。不安の腰痛は「このぐらい(20℃前後)暖かければ大丈夫」といい「もうちょっと頑張ります」と、前向きな言葉もでていた。