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シニアツアー

<富士フイルム選手権・2R>腰の痛みに耐えながら、鉄人室田が首位に3打差5位

2017年11月03日

勝てば逆転賞金王の目がある室田淳(62)は「途中、12、13番あたりから腰が痛くなってきて、やばい、持つかな、と思ったよ。粘った」と、首位に3打差5位につけた。

1番で4メートルのバーディーが入った。3番の縦長の2段グリーンでは、上段のピンに対して下段に乗せてしまい、20メートル以上のパットを大きくショートして3パットのボギー。4番から5番への道にあるスコアボードでマークセンがその時点で4つ伸ばしていることを知った直後、5番で3メートルを入れた。7番パー5も獲って前半でスコアを2つ伸ばし、追撃態勢になっていただけに、腰に痛みが出たのは惜しまれるが、前半の貯金を維持して通算4アンダーに伸ばしたのが「粘った」なのだろう。

「人間がネガティブだから、ゴルフに向いていないんだろうな。心の中ではポジティブと思っても。今週は崎山がいいんじゃないの。速いグリーンはあいつに合っている。頑張ってほしいね」と、一緒に行動する仲間を推奨した。

それでも、しっかり優勝圏内にとどまっている。


「完走が目標だよ」。

逆転への策は?

「超ネガティブにやる!」。



最終日、鉄人室田はどんなゴルフを披露するだろうか。