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シニアツアー

<富士フイルム選手権・2R>我慢のゴルフを続けたマイヤーが6アンダー2位

2017年11月03日

第1ラウンド首位のグレゴリー・マイヤー(56)が15番でバーディーを奪い、思わずガッツポーズで1打差2位に踏みとどまった。

「久しぶりの、しかもいいバーディーだった」と笑顔が出る。15番はフェアウエイが左右2つに分かれているホールで、その間のラフにつかまった。しかも前方に木があって直接ピンを狙えない状況。「木の右横からフックをかけて狙った。グリーンに乗ればOKと思ったら、うまく転がった」と、ピン上5メートルほどについた。これを沈めて、思わず右こぶしをグイッと握りしめた。

この日は2番で3メートルを入れてバーディーが先行したが「4番からショットのリズムが悪くなった。フェアウエイをけっこう外した」と我慢のゴルフに。5番でボギーをたたき、その後はずっとパーを拾うゴルフが続いていただけに、15番での「ご褒美」はうれしかった。

最終日の18番ホールに来た時に、リーディングボードの一番上にいるのが目標。「明日は風が吹く? 最後までチャンス、あってほしいね。どうかなあ」。あきらめずに行けば、チャンスは来そうだ。