倉本昌弘(62)が、好調なショットで2打差4位の好位置につけた。強風でショットに苦しむ選手が多い中「風は嫌いじゃないんで。ほとんどグリーンを外していないんだけど、バーディーパットを外しまくった」と、2アンダー70には不満そう。「4番で1メートル弱を外したしね」と、パッティングが納得いかない。
「風が強くてグリーン上でボールが揺れていた。うまく当たんないですよね」と、強風で球が動きそうになることもあって、何度も仕切り直ししていたのも、パッティングに影響したのかもしれない。
チャンスを逃した直後の5番で3パットにしてボギーが先行した。それでも7番で4メートルを入れ、13番でも同じく4メートルを入れてアンダーパーに。最終18番パー5では90ヤードの第3打を30センチにつけて、最終日につなげた。
先週の日本プロシニアではわき腹の痛みもあって思うようなゴルフができなかったが「今週は大丈夫。ようやくクラブを振れるようになった」と、体調は回復している。
「最終日は雨で寒いらしい。万全の状態で臨みたい」。今季もPGA会長のシニアツアー優勝を見られるか。