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シニアツアー

〔セヴンヒルズKBCシニア・1R〕地元唐津出身の北島がシニアデビュー2戦目。上位進出を目指す

2017年09月30日

 「一山越えたら実家です」

佐賀・唐津市出身の北島泰介(50)が、シニアデビュー2戦目を地元で戦っている。

インからスタートして、12番でボギーが先行したが、15番で右8メートルを沈めてバーディー。18番でボギーも、折り返した1番で80センチにつけてバーディーを奪った。最終的に1オーバーでフィニッシュし、30位発進した。

 

 日大では川岸良兼の1年後輩。1991年にプロテストに合格したが、レギュラーツアーでは思うような成績を挙げられなかった。それでも下部ツアーのチャレンジツアーでは4勝を挙げている。個人的な理由で38歳の時にいったんゴルフをやめた。40歳の時に実家に戻って、ゴルフを再開。「もう1度ゴルフをやろうと。レギュラーツアーのQTは2回ほど受けて最終までは行ったんですが、チャレンジツアーに行くには年齢的もしんどいと思って、シニアを目指した」という。

 地元でレッスンを主体に、ローカルの試合などにも出ながら、50歳を待った。最終予選会は87位と振るわなかったが、日本シニアオープンでついにシニアデビュー。「パットがひどくて」予選落ちしたが、新たなゴルフ人生の第1歩を踏み出した。

 この大会に主催者推薦で出場できた。「このコースはよく練習させていただいている」という縁がある。「よくしていただいているので、せっかく出られたから、もう少しやらないといけない。最終日はベストスコア賞を狙うつもりでやりたい。来年のためにも、いいところを見せないと」。

 地元の利を生かして、上位進出を目指す。