高橋勝成(67)が、シニアツアーで3度目のエージシュートを達成した。しかも、7アンダー65の快スコアをたたき出した。
「出るもんだなあ、って感じですよ」と笑う。この日はインからのスタート。10番で奥2メートルを入れるなどインで3アンダー。「このペースならできるかもしれないと思った」という。折り返して1、2番でバーディーを奪って5アンダーとしてエージシュート圏内に。「ドキドキしてきたけど、一緒に回った2人(冨永浩とアマチュア)が気にしてくれて、そこから全然会話がなくなってしまった。気を使わせて悪いことをしました」と振り返った。
6番で2メートル、8番206ヤードの難しいパー3では5番ウッドで4メートルに乗せてバーディー。確実にした。
「65で回れる力はあるんだなと思った。自分には変な力があると思って持ち味よりももっと出そうとしてしまうとだめ。自分の見立てで迷わずやればいい。これを繰り返せば、優勝だって夢じゃないでしょう」と話した。通算7アンダーで初日35位から10位に急上昇、エージシュート賞10万円も手にした。