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シニアツアー

【日本シニアオープン・1R】昨年覇者のマークセンは9アンダー首位で初日をリード

2017年09月14日

現在、シニアツアー賞金ランキング首位のプラヤド・マークセン(51)は、9バーディノーボギーと、初日から他を寄せ付けない王者のゴルフを展開し、63ストローク9アンダーで単独首位に立った。

前戦のコマツオープンでは、プレーオフで敗れ、悔しい思いだけが残った。試合の途中でパターを変えたことに引っ張られて、考えすぎた結果、ショットが安定しなかったのだ。その後タイに帰国し、一週間リフレッシュを図った。その間練習したのは珍しく1日だけ。ゴルフのことを忘れて、心身共にリセットすることができた。

マークセンは「このコースは自分のドライバーの飛距離に優しいのです。だから楽にプレーできる。難しく感じるのは14番だけ。今日の内容は、ほぼ完璧だったと思います」と、今日のラウンドをさらり振り返った。

そして今週は、22歳の息子(アイ)をつれてきたのだ。来日は2度目。兵庫で行われたダイヤモンドカップで優勝した時も、応援に駆けつけていた。「僕にとってのラッキーパーソン。息子にも優勝する姿を見せたい」と、マークセンの笑みがこぼれた。息子は、父のラウンドに同行し「アイアンもパットも、なかなかクールなプレーでした。あとはショットかな(笑)」と、笑顔で辛口のコメントだった。

父の威厳を保ちたい。マークセンは堂々と大会連覇に一歩近づいた。