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シニアツアー

【日本シニアオープン】パッティングに磨きをかけてマークセンは連覇に挑む

2017年09月13日

 優勝候補の筆頭、タイ出身で昨年覇者のプラヤド・マークセン(51)は、今季シニアツアーのすまいーだカップ、スターツシニアと連勝したものの、それ以降の試合では、最終日にスコアを伸ばせず、優勝を逃すパターンが続いている。直近のコマツオープンでは、大会連覇を狙っていたが、3ホールプレーオフの後、金鍾徳に敗れてしまった。「自分のゲーム内容は決して悪くない。だけど、相手が素晴らしいプレーをしていました」と、マークセンは敗者の弁を述べている。

 マークセンはコマツオープンの後、母国タイに帰って心身ともにリフレッシュしてきた。公式戦連覇に向けて準備万全にしてきて、日本の舞台に戻ってきたのだ。「昨年大会も、公式戦は難しいコースコンディションでした。4日間の試合は、しっかりとしたマネジメントが必要になります。距離は決して長くない(6,817ヤード)ので、飛距離以外にも様々な技術が求められる戦いです。フェアウェイキープは必須ですし、あとはパッティングに磨きをかけること。明日から自分との戦いが始まります」と、口元を引き締めた。

 この数試合では「勝てる」と宣言したものの、結果が出せずに悔しい思いが続いていた。だから、今週はどうしても勝ちたい。そういった思いを受けて、実はタイからプロゴルファーの息子が応援に駆けつけてくれている。

 マークセンは息子に、優勝した姿を見せたい。すでに優勝に向けて心身ともに準備万全にして、間もなく初日を迎える。