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シニアツアー

【コマツオープン2017・1R】スコアメイクだけを意識すればいいと尾崎直は首位スタート

2017年08月31日

 腰の状態が思わしくなく、「先週1週間はクラブを握らなかった」という尾崎直道が首位発進。6バーディー・2ボギー68、4アンダーをマークした。

「バーディーが良く取れた。ドライバーは飛んでいないけどね」。久しぶりのトーナメントリーダーだが、表情はそれほど明るくはない。

「パー5ホールはツーオンしていない。無理せず、風が強まって来たからこのスコアで首位になっただけだよ」

 スタート1番パー5ホールでは、1メートルのバーディーパットを外した。それでも2番、3番ホールで連続バーディーを奪い、6、7番ホールでも2連続バーディーと順調にスコアを伸ばす。その後は2バーディー・2ボギーとして4アンダーをキープした。

「明日もスコアメイクに励もう。ファンケル最終日のように優勝を意識するとストレスが溜まるだけで終わってしまうから、優勝を意識せずにプレーするしかない」

 14年日本プロゴルフシニア選手権以来のシニア通算4勝達成に向け、スコアメイクゴルフに徹する。腰痛という災いが、優勝という福をもたらしそうだ。