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シニアツアー

【広島シニア・前日】満身創痍で挑む昨年覇者の真板は、大会連覇を目指す

2017年08月23日

 真板潔、米山剛、冨永浩の3人が通算10アンダーで首位に並び、勝負の行方がプレーオフにもつれ込んだ昨年大会。同2ホールめで真板が4メートルのバーディーパットを沈め、自身初の年間2勝をマークし、「2日間大会の帝王」の異名が着いた。

 今年は大会2連覇、開幕戦に次ぐ年間2勝め達成の記録が懸かる真板は、前週のファンケルクラシックでシニアツアー史上初の5人によるプレーオフに加わる活躍を見せたが、同1ホールめの2打目でOBショットを放つと脱落し、2位タイに終わった。

 前週の静岡県裾野市から今週の大会開催地である広島県東広島市に移動。練習ラウンドで汗を流しながらコースチェックをしている真板の姿があった。

「(プレーオフ負けの結果は)やっぱり気分的に良くは有りませんが、決して良くはない体調を考えたら首位に並ぶスコアをマークできたのは上出来でしょう」。3日間大会優勝の「大魚」を逃した悔しさはすでに整理済み、気持ちを今大会に集中させているようだ。 昨年大会では2日間ともに66をマークしてプレーオフに名乗りを挙げ、コースとの相性の良さを感じさせる。「今季シニアツアーで一、二を争うほどグリーンの状態が抜群に良い。暑さ続きの中、コース管理スタッフもさぞかしご苦労なさったと思いますが、こんなに素晴らしい舞台を作って頂き本当に感謝しています。それに報いるためにも頑張ります」。