緑の絨毯という形容がピッタリの整えられたフェアウエイ。長さ70ミリ強のラフ。グリーンの状態は今季屈指と出場選手たちが口を揃える仕上がり。広島シニア大会舞台は完璧に出来上がった。
「昨年は3選手が通算10アンダーに並び、覇を争いました。今年はコースの状態が近年稀にみる素晴らしい出来栄えで、フェアウエイにディボット跡は無く、グリーンはラインにボールを乗せたらよれずに素直に転がります。ショットとパットが噛み合った選手が飛び抜けたビッグスコアを叩き出すのは必至。ですから頂点に立つには通算12アンダー以上が必要になって来るでしょう。グリーン勝負、劇的なパットシーンが期待できます」。
平野浩作大会ディレクターは、最高舞台を作り上げてくれたコース管理スタッフに感謝しながら、今大会の優勝スコアを予想していた。