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シニアツアー

【エリートグリップシニア/FR】髙見(57)今日は良いゴルフだった プレーに集中できた

2017年08月10日

 65のベストスコアをマークした高見和宏(57)が2打差2位に食い込んだ。1オーバー20位からスタート。5番で1メートルにつけて、波に乗った。6番2メートル、7番パー5では「セカンドで花道まで行ってアプローチでOK」、8番ではドライバーがあたり、第2打を9番アイアンで2・5メートルにつけて4連続バーディー。ぐんぐん順位を上げた。14番パー5では第2打でグリーンオーバーしたが寄せてバーディーとこの日5個目を奪った。

 「きょうは最高。いいゴルフが出来ました」と笑顔を見せた。それでも、振り返っていくうちに「13番で2・5メートルぐらいのチャンスを外した。最後も5メートルぐらいだったかな」と、優勝争いが4,5アンダーで行ったり来たりしていることもあって、悔いも少し残った様子。プレーオフに備えて準備もした。

 「僕らは高麗グリーンの経験が少ない。でも、高麗グリーンでいいイメージが持てた」という。コース攻略には「ショートホールがカギだと思った。外したらパーはなかなか難しい」と、この日はすべてグリーンに乗せた(カラーが1つ)のが、ボギーなしのゴルフにつながった。

 来週は2勝を挙げて得意にしているファンケルクラシックが控える。「今年は出遅れた(先週まで賞金ランク29位)感じがしていたけど、今回は最高の上がり方をした。今の自分にとっては100点の出来」と、気分よく次戦に臨めそうだ。