首位に1打差5位発進した河村雅之(51)は「ナイスプレーですよ」と笑顔を見せた。理由は「ボギーにしたところ(2ホール)以外、ピンチがなかったから」という。そのボギーもパー3(4、15番)で「距離感が合わせづらいホールで、高い球を打ちたい、でもショートしたくない、と思って打ったら力が入って奥に行ってしまったんで、しょうがないとあきらめがつきました」と、引きずらなかったのがよかった。
このコースは「面白いコース」と気に入っている。「僕はドライバーをバンバン打っていく方なんですけど、ここはちょっと考えないといけない。スライスやフックを打たないといけないホールもある。9番なんか、ユーティリティーでどフックを打ちましたもん。グリーンから逆算しないといけない。頭が一番疲れます。普段使ってないから」と笑う。
今季シニアデビュー。開幕戦ノジマチャンピオンカップでいきなり優勝争いをして3位に入ったが、その後が馬群に沈んできた。2度目の優勝のチャンス。「うーん、今日は出ましたけど、ここはアンダーパーが出る気がしないんですよ。なので、優勝は…一生懸命やってみます」と、控えめだった。