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シニアツアー

【マルハン太平洋シニア】2試合連続Vに挑む秋葉! 通算10アンダーまで伸ばせたらチャンス

2017年08月04日

 7月上旬に行なわれたシニアツアー第4戦KYORAKU CUP2017で通算13アンダーをマークし、単独2位となった秋葉真一(52)。その後、1カ月ほどのオープンウイークとなったが、マルハン太平洋シニアの前週に開かれたシニア後援競技「熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント」で、秋葉は今季初優勝を飾った。

「ショットも良かったけれど、とにかくパットが絶好調でした。僕の感覚とグリーンの速さが凄くマッチし、ボールがラインに乗って素直に転がってくれました」。明日からの試合に備え、練習グリーンで汗を流しながらパットをしていた秋葉は、その手を休めてそう語った。

 KYORAKU CUP単独2位が、相当自信につながったというが、その反面、優勝に届かなかった悔しさ、得た課題もある。

「打ち急ぎによるミスが少なからずありました。もっと、ゆったりと振る。オープンウイークはゆったりスイングを心がけるようにして来ました」。その結果が早くも出たとは言い切れないが、後援競技での優勝によって秋葉の自信はさらに強まった。シニアツアー今季初優勝、通算3勝目、3年連続1勝以上の記録更新が現実味を帯びて来た。

「今年のコースはラフが深く、おそらく通算10アンダーも行けば(優勝)チャンス十分でしょうね。2試合連続優勝? ない、ない。僕は好不調の周期が早いから(笑)。グリーンも難しいので、自信を持って打てるかがカギになりますよね」と煙に巻く秋葉。

 でも、その自信は十二分に備わっているはずだ。