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シニアツアー

【KYORAKU CUP 2017】11番パー5、12番パー3での アグレッシブなショットが勝利へのカギ!

2017年07月06日

KYOURAKU CUP2017の舞台となる涼仙ゴルフ倶楽部は、昨年大会と同じく、7060ヤード・パー72に設定された。開催日程が昨年の5月から7月に変わったことで50ミリ刈り止めのラフは実測で70ミリを超え、最終日には90ミリの深さに達する様相だ。

 硬いグリーンで知られているが、梅雨時に雨の少ない天候だったことで心配された。それでもコーススタッフの尽力によってグリーンコンパクション23・5、グリーンの速さは10・5フィートに仕上げられた。

 また、4番パー3ホールはグリーン手前にビーチバンカーが新たに設けられ、ティーグラウンドからの眺めがガラリと変わり、選手たちにプレッシャーを掛ける。

「11番パー5は607ヤードですが、最終日はティーグラウンドを前方にし、525ヤード前後なるためツーオン可能になるはずです。リスク・アンド・リワード=果敢に攻めれば報酬が貰える。ギャラリーは楽しめるホールですし、選手にとっては勝負を賭けられるホールになっています。

 12番パー3は202ヤード設定ですが、このホールも最終日はティーグラウンドを前にし、190ヤード前後の距離にするものの、ピン位置は3段グリーンの一番奥の段、最も狭い段にする予定です。手堅く手前の段に運んだのでは3パットの危険性が高まる。積極果敢なティーショットを要求します。この2ホールでスコアを作った選手が、終盤もゲームの流れに乗れる。そんな試合展開を想定しています。昨年大会以上に、選手たちの技術を引き出すコースセッティングに仕上げられているので、コースに足を運んだギャラリーの方々には、シニアプロならではのショットを楽しんで頂けるはずです」と平野皓作PGAトーナメントディレクター。

 サンデーバックナインでの関門となる11番と12番ホール。このキーホールを制してこそ、頂点に近づける。