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シニアツアー

【KYORAKU CUP 2017】崎山は腰痛再発のため欠場! 自身初の大会3連覇は断念無念

2017年07月06日

 2年連続優勝を遂げ、自身初の大会3連覇が掛かった崎山武志(54)。無駄のないスイングをするためにトレーニングを積み、ケアをして来た。

 シニアツアーがオープンウイークだった先週は、全米シニアオープンに出場した。初日2アンダーの好スタートを切ったものの、2日目は5オーバーとスコアを落とし、予選通過を逃した。

 その足で今大会出場に向けて今週火曜日に帰国。水曜日は練習場で10球を打った。軽い調整かと思われたが、実際は違った。

「僕自身、大会3連覇を期して今シーズンを迎えたのですが、残念な結果になってしまって、ファンの皆さんや大会関係者など多方面の方々にご迷惑とご心配を掛けることになってしまって本当に申し訳ありません」と崎山。全米シニアオープン初日、ハーフターン後に持病の腰痛が再発したが、無理を押してプレーを続行。2日目は腰痛のピークを迎えながらのラウンドで、さらに悪化したようだ。

「2日目は少しでもスコアをキープしようと努力しましたが、まともなスイングが出来ず、ショットは左に曲がるばかりで、本当に不甲斐ない成績になってしまいました。帰国途中も、帰国後も治療に専念しましたが、今日のプロアマ大会スタート前は練習も出来ないくらいで…。ハーフは何とか一緒にプレーできましたが、完走できず仕舞いでご迷惑をお掛けしました。こんな状態では明日からの本戦で一緒にラウンドする選手に迷惑を掛けると思い、欠場を決めました。

 シニアツアーはまだ試合がたくさんありますし、メジャー大会も控えていますから、今後も皆さんに喜んで頂けるような結果を出すように最善を尽くして行きます、今週は欠場させて頂きますが、どうかお許しください」と崎山は無念の表情を浮かべながら、クラブハウスを後にしたのだった。

 8月5日からの「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」での復帰を目指し、治療に努めるそうだ。ストップ・ザ・マークセンの一選手として、初のシニア賞金王タイトル奪取のためにも一日も早くトーナメント会場に戻って来て欲しい。