崎山武志(54)が孫娘の応援を受けて序盤追いかけたが、最後は息切れして通算11アンダーの6位に終わった。自宅が車で30分と近いこともあって、この日は家族が応援に駆け付けた。スタート前には孫娘を抱きながらリラックス。「地元優勝」と「孫娘と優勝カップ記念撮影」を目指した。
1番で6メートルを沈め、2番では1メートルにつけるショットを披露。3番ではバンカーのふちに止まる不運もあったが、第4打グリーン奥からのアプローチをチップインしてパーで切り抜けるなど、アウトで11アンダーまで伸ばして「あれっと思わせたい」と言っていた上位を追いかけた。
「ただ、きょうはパッティングで人に左右されてしまった」と、反省した。6番で2・5メートルのチャンスにギャラリーの「フックだな」というささやきが耳に入って外し、9番では同組の金鍾徳の下りのパットの速さを見てラインを読み違えた。後半は迷いを断ち切れないまま「ズルズルと行ってしまった」と、伸ばしきれずに終わった。
「来週(スターツシニア)は昨年優勝している大会。2連覇を目指してやります」と、次の目標に切り替えていた。