PGAシニアツアー新規開催大会「すまいーだカップ シニアトーナメント」の第2ラウンドが2日、イーストウッドカントリークラブで行われた。6アンダーで首位スタートのパク・ブーウォン(韓国・51)とプラヤド・マークセン(タイ・51)が11アンダーで連日首位に並んだ。1打差3位には、この日65をマークした東聡(56)が10アンダーとし、最終日最終組を迎える。
強いぞ、マークセン。第2ラウンドは7バーディ2ボギーの5アンダー67で回り、通算11アンダーとして韓国のパクと首位を分けた。
「タフな一日だったけど、昨日よりはパッティングが良くなっていたと思います」とマークセンが話すように、フロントナインではノーボギーで5バーディを獲り、勢いに乗っていた。しかし、後半12番でボギーとしたが、15番のパー5、チャンスホールが巡ってきた。「あと残り3ホールだし、このホールは2オンしてバーディだ」と思っていたら、気持ちに隙ができて、なんとティーショットをOB。それからは少し冷静になり、残り2ホールは連続バーディを決めて終えることができた。
マークセンは、一緒に回ったパクのゴルフを褒める。「ショットもパットも上手でした。特にパッティングなんかは、とてもテンポがいい。私は、ショートパットのときにハンドファーストになって打ち急いでしまう。だからパクさんのテンポを見習ったら、入るようになったし、明日も同じ組なので、パッティングのテンポは真似したい」と、評価した。
マークセンは、こう信じる。「明日も今日のようなゴルフができるといいですし、自分のゴルフを貫ければ、いい結果になると思っています」。