NEWS
シニアツアー

【すまいーだカップ・シニア/1R】6アンダー首位のマークセンの目標は今年もシニア賞金王!

2017年06月01日

PGAシニアツアー新規開催「すまいーだカップ シニアトーナメント」の第1ラウンドが6月1日、イーストウッドカントリークラブで行われた。6アンダーで首位にたったのは、山中拓(51)、パク・ブーウォン(51)、そして昨年のシニア賞金王のプラヤド・マークセン(51)の3名。1打差2位には、尾崎直道(61)、蘆建順(57)、金鐘徳(55)、原田三夫(53)が続く。

昨シーズンのシニア賞金王プラヤド・マークセン(51)が首位に立った。日本シニアツアー、アジアンツアー、タイツアー、JGTツアーと4つのツアーに参加しながら世界を掛け巡る。先週は全米プロシニアに出場し11位でフィニッシュ。火曜に帰国し、水曜にはすまいーだシニアの練習ラウンドを行った。マークセンには移動時間以外に休みがない。休むことより、今はゴルフのことだけしか考えられない。

「毎日ゴルフのことばかり考えていますよ。私はゲームもしないし、テレビもゴルフ番組以外はみない。大好きなお風呂でリラックスしているとき以外は、ずっとゴルフのことで頭がいっぱいなんですよ」とニコニコ笑顔をみせる。

今年は、レギュラーツアーとアジアンツアーの共同主管の試合「SMBCシンガポールオープン」で優勝し、好調なゴルフが続いている。しかし、本人は「パッティングがぜんぜんだめ」と首を振る。ロングパットは問題ないが、1メートルくらいの距離に、不安が残るという。「短いのがぜんぜん決まらない。だから、どうにかしないとと思うから、いつも頭の中は、パッティングをどう改善したらいいのかって、ずっと悩んでる」と話す。それでも初日は1イーグル5バーディ1ボギーという内容で、66をマークし、6アンダーでトップ。もしパッティングが好調だったら、もっとスコアを伸ばせたに違いない。

マークセンは、今年の目標について話してくれた。「レギュラーツアーでは優勝しましたが、まずは日本シニアツアー賞金王が目標です。その資格で、米チャンピオンズツアーの最終クオリファイトーナメントに参加して、アメリカでの出場権を獲得したいですね。目標があるから、今はゴルフ一生懸命にやるだけです」。体の故障もなく、ホテルの大浴場で疲れた体と頭をリラックスするのが楽しみだというマークセン。この大会で優勝して、1つずつ目標をクリアしたいところだ。