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シニアツアー

【すまいーだカップ・シニア/大会前日】崎山は全米プロシニアの反省を生かしたい

2017年05月31日

崎山武志(54)が、全米プロシニアの「反省」を生かして地元優勝を目指す。前日帰国したばかりの5月31日に、コースで練習ラウンドを行った。「飛行機の中でうまく時差調整してきたので、昨晩は爆睡しましたし体調は大丈夫」という。コースはプライベートも含めて「何度もプレーしている」とアドバンテージがある。コース攻略法を聞くと「ティーショットがいやらしいというか、落としどころが狭い。飛距離に応じて狙い方が違う」と指摘。「グリーンはいろいろな形がある。傾斜のきついところもある。状態はいいので、最後はグリーン勝負になるのかな、と思います」と話した。

28日終了の全米プロシニアでは、サスペンデッドもあったが第2ラウンド終了時で9位につけた。「そこからかしこまったゴルフをしてしまったというか、よそ行きのゴルフになってしまいました。我慢が出来ない。行こうとして裏目に出てしまった。(優勝した)ランガーさんを見ていて飛距離が違っても自分のゴルフで4日間すること。飛ばす人がいたりすると見ないつもりでも見てしまっているんでしょうね。反省します」。

その経験を、今度は地元大会で生かす。「そんなにビッグスコアが毎日出るようなコースではないし、自分もガンガン行くタイプではないので」と、3日間のペースを守っていきたい。目標もある。「土曜日に孫が応援に来るんです。まだ優勝カップと一緒に写真を撮っていないので」。優勝したい気持ちはほかの選手よりも強そうだ。